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2015年05月05日

発行目的を考える

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発行目的を、自社と自社を取り巻く環境から考える

社内報の発行目的を決めるためには「経営者の視点」が必要です。

社内報に求められる役割は、一時的な情報提供ではなく、企業が社会で存続しつづけるための社内広報を行うツールだからです。

「経営者の視点」で考える一番の近道は、「経営者の視点」を持っている社長に尋ねること。

直接尋ねることができれば一番いいですが、まずは普段から社長や経営陣がよく口にすることをまとめてみましょう。

 

発行目的を、社内の組織課題から考える

多くの会社が抱える組織課題の原因は、「コミュニケーション不足」。

つまり、多くの問題はコミュニケーションの活性化というアプローチで、解決できるということです。

社内のみんなが頑張っているのに、コミュニケーションロスによって時間・モノ・お金などの資産の無駄が発生している例など、いくつか思い浮かぶのではないでしょうか。

コミュニケーションロスをなくすために社内報ができることはないか?という視点で考えてみるのも発行目的を考える方法の一つで す。

 

発行目的を「何をやりたいか」から考える

「こんな社内報を作りたい」という視点を加えることで、社内報担当者自身が社内報を楽しんで発行していくことができます。

また、「こんな社内報があったらいいのに」という直感の背景には、社内報担当者が何となく感じている組織課題が隠れていることもあります。

「思い」や「直感」を大事にして楽しく社内報を作りましょう。

 

トップダウンか、ボトムアップか

社内報は会社のためにあるのか、それとも社員のためにあるのか。

どちらよりにつくればいいのか。これは本当に難しいです。

雑誌ならば読者が好きな雑誌を自らお金を払って購入し、手に取って読むのですが、社内報は会社が費用を出してつくります。

この点から考えると、やはり社内報は会社のものであるといえます。実際に多くの企業で社内報は、経営ツールという位置づけになっています。

ただ、経営ツールとして作っても、全く読まれないことがよくあります。

そこで大切なのは「自社が繁栄していくために、大切なことを選んで、社員に伝える」という考え方です。

つまり、経営ツールだからといって、すべてを堅苦しい方針記事にする必要はないのです。

例えば、同僚が元気に働く姿を社内報で見てモチベーションがあがる、会ったことのない別拠点の社員の顔・名前・仕事内容が分かり相談ができた、慶弔情報で帰属意識が高まった、など結果的に会社のためになることが、社内報だからこそはたせる役割です。

また、社内報の特徴として、トップダウンやボトムダウンといったタテのつながりだけではなく、人や組織のヨコ・ナナメのつながりを表現できるということがあります。

代表的なものが、ほとんどの企業で実施されている企画である「部署紹介」。

自社内の機能を社員一人ひとりに理解させる役割を持っています。

トップダウンの情報でも、編集にひと手間加えヨコのつながりを切り口にして伝えることで、堅苦しさをなくし、読みやすくする効果を狙った企画もよく見られます。

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