2018年3月16日 人気・トレンド 4074 views
【周年×社内報】社員に改めて自社の歴史を知らせる周年企画
こんな方におすすめ
- 周年に向けて周年への社内の認知度を高めていきたい
- 社員に自社の歴史を紹介したい
- 製品や技術開発の歴史をもち、周年を控えている
普段自社の歴史に改めて触れることがない社員が、自社への理解を深めるための歴史紹介企画。
概要
普段自社の歴史に改めて触れることがない社員が、自社への理解を深めるための歴史紹介企画。
周年記事の目的は歴史を振り返ることだけではありませんが、今回は数ある周年企画の中でも「歴史を振り返る」企画にスポットを当ててご紹介します。
製造メーカーなどで、社員の多くが工場勤務などの現場社員の場合、イントラなどを利用した周年告知だけでは不十分になりがちですが、社内報でも周年に関するコンテンツを取り上げていくことで社内の関心を高めていくこともできます。
目的(背景と狙い)
- 社員が自社の歴史を知り、自社に対する理解を深める
- 社員に周年を印象付け、式典に向けて盛り上げるカウントダウン効果
期待効果や読後感
これまでの自社の歴史を改めて知り、自社の長い歴史や自社が行ってきた事業に対して誇りを持つ
制作のポイント
- 連載企画にすることで、社員が繰り返し自社の歴史に触れる機会を作ることができる
(年4回発行の場合、周年の2年前から全8回など)
- 歴史紹介は、創業→現代に近づいていく趣向にすると周年へ向けて盛り上げていきやすい。
- 一度に紹介する歴史は、周年÷残りの発行回数で割り出す。
(例:80周年÷全8回=1号あたり10年)
- 歴史の全てを紹介しようとするのではなく、社史の年表を元に編集会議で掲載する出来事をピックアップする。
- 「自社らしいエピソード」や「製品にまつわる歴史」をピックアップするのがポイント。
- 自社を代表する製品の開発秘話や大きな出来事はコラム形式で紹介する。
(通史に「これが◯◯を変えた」などの記載がある箇所から探すと見つけやすい)
- 自社の歴史だけでなく、当時の世の中の出来事も合わせて紹介するとわかりやすい。
(有名テレビ番組の放送開始や日本で初◯◯が誕生など)
- 表4(背表紙)で行うと、より目につきやすくできる。
まとめ
歴史の紹介も、社史とは違い社内報で行うことで、コンパクトに自社の歴史とDNAを紹介していくことができます。また重要なのは、企画単体ではなく、年間あるいは周年までに発行する社内報全体を通してどのような狙いを持って社員に何を伝えていくべきか設計することです。その中の一施策として、こうした歴史紹介企画を扱ってみるのも一つです。