Web社内報と紙社内報の使い分けとは?

紙社内報とWeb社内報、どっちにどんなメリットがあるのかご存知ですか?

紙社内報とWeb社内報を併用したり、紙社内報をやめてWeb社内報へ移行したり、そんな企業が年々増加しています。ただし、Web社内報を始めるにあたって紙社内報との違いをハッキリとわかっている担当者の方は意外と少ないのも現実です。今回はWEB社内報と紙社内報の使い分けについてご紹介します。

「読む」紙社内報、 「見る」web社内報

紙社内報は「読む」ことに適しています。じっくり腰を据えて読んでいくことができます。場所を選ばず通動中などの移動時にも読むことができます。じっくりと読むことで読者はその主題について「考える」ようになります。一方、Web社内報は「見る」ことに適しています。ある研究によるとWebサイトの文章を逐一読んでいるユーザーは全体の5%程度しかおらず、ほとんどがWebサイトを流し読みしているという報告もあります。つまり、Webページはじっくり読まれないということです。したがって、紙社内報でありがちな長文の掲載などは不向きです。その代り、写真や画像を大量に掲載するなどして、見るだけでわかるような記事をつくることが求められます。

 

紙社内報で載せきれなかった情報やその舞台裏を余すことなく伝える

紙社内報とWeb社内報を併用している企業は、その連動性に着目する必要があります。単に同じ記事を紙にもWebにも掲載するのではなく、紙社内報で載せた記事の裏側をWeb社内報に掲載するなどの工夫をします。表2は、ある企業の紙社内報とWeb社内報での連動性をまとめたものです。紙社内報とWeb社内報双方で、展示会の特集を組みました。紙社内報で展示会の模様を総括的にレポートする一方で、Web社内報ではその展示会運営の裏側に密着した取材レポートを掲載しました。普段見ることのできない控室の模様や、ブースの設営現場の様子など、この企業が年に1度出展する大規横展示会への意気込みを写真中心に伝えています。同じ情報を同じ切り口で媒体(メディア)分けて掲載することに意味はありません。しっかりと媒体(メディア)ごとに伝えたいことや狙いをハッキリとさせておくことが重要です。

 

情報の分別を行う

紙社内報は読み込んで深い理解や学びを得るものに、Web社内報は情報の鮮度と視覚効果の高いものに。といったように、媒体(メディア)特性を考慮した情報の分別を行うことが重要です。Web社内報は気軽に情報を掲載しやすい特性もあるため、何でもかんでも掲載しているとユーザーにとってわかりづらいweb社内報になります。図1は、ある企業の媒体特性を考慮した情報の分別事例です。中期経営計画や経営方針などじっくりと読んでい理解してもらいたいものは紙社内報で、決算情報や社長ブログなどタイムリーさが重要な情報はWeb社内報で、といった棲み分けを行っています。これはあくまで一例にすぎませんが、自社で取り扱う情報をその媒体に合わせて分別することで、より読者(社員、従業員)に伝わりやすい社内報をつくっていくことができます。

 

 

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