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スマホ化に対応!オンラインならではの社内広報

コロナ禍で加速するオンラインコミュニケーション。社員のニーズはどう変わった?

コロナ禍により、多くの企業でテレワークが加速し、業務のデジタル化が進みました。働き方が大きく変化する中、その波は社内広報にも及んでいます。

多くの企業で、社内SNSやWeb・動画、メールによるPDF配信など、デジタルによるコミュニケーションが増え、紙社内報や壁新聞など、配布や出社を前提とした印刷物コミュニケーションは減少傾向にあります。

 

テレワークの推進により、社内コミュニケーションとそれを取り巻く環境にも変化が起きています。

「社内SNSの投稿が増えた」「業務中に(人の目を気にせず)Web社内報を見やすくなった」など、オンラインツールの活用が加速している一方で、「他愛のない雑談が減った」「現場の情報を入手しにくくなった」「他の社員が何をしているかますますわからなくなった」など、自分の仕事以外の情報が得にくくなったという声もあげられています。その結果「エンゲージメントの低下が課題」と感じる企業も多いようです。

 

こうした時だからこそ、社内広報によるコミュニケーション活性化の重要性はますます高まっていきます。本記事では、オンラインツールをうまく活用した社内コミュニケーション事例をご紹介します。

Teamsを利用したライブトークイベント

多くの企業で導入を進めているOffice365のコミュニケーションツールである「Teams」を活用したオンラインでのトークイベントを実施。日頃コミュニケーションを取る機会の少ない、他部門同士の社員や、社長と社員のコミュニケーション接点の創出を狙いました。コメント機能で、視聴する社員からの質問もリアルタイムで受け入れることで、拠点や職種を越えたコミュニケーションを実現できました。

Yammerのアクティブユーザーを倍増した社内グループ

Office365に組み込まれているソーシャルネットワーキングシステム「Yammer」の活用を促進するために、独自の社内グループを作成した事例もあります。「時短ママの会」や「管理職の悩み」といった、同じ悩みを持つ層を集めたグループを作成し、仕事上での悩みや各自が取り入れている工夫などを共有。グループ内でのコミュニケーションが活性化した結果、利用者が急増しました。

コロナ禍でも頑張る社員にエールを送り合う

現場で働く社員の中には、コロナ禍においても持ち場を離れることができず、出社を続け業務を遂行してきた方も多いです。

また、在宅勤務を行う社員は、慣れない業務環境の中で、さまざまな工夫を取り入れながら頑張っています。

そうした社員に向け、各現場の社員から応援のメッセージを送り合う特設サイトを設置しました。会社の仲間とのつながりを感じるとともに、互いに頑張る姿を伝え合いモチベーションの向上を狙います。

理念浸透のためのオンラインワークショップ

コロナ禍における働き方の変化を受けて、各職種でもお客様のニーズや仕事の進め方が変わっています。そこで、仕事の変化から生じる疑問に答えるために、社長と各現場の社員のオンライン座談会を実施しました。働き方が変わる中でも、自社の理念やお客さまへの提供価値の根幹は変わらないことを伝えるとともに、各現場で頑張る姿を共有し、トップからの激励を送りました。

まとめ

コロナによりWEBや動画の活用が一気に加速し、これまでWeb・動画をあまり使っていなかった企業でも活用が進められています。紙社内報のように手元に配布して手に取って見てもらうことができない分、社員に能動的に情報を取りに来てもらうために、「ここに行けばお得な情報がある!」という認知が非常に重要になります。

社内SNSや各部門が情報発信している媒体と連携した、現場の情報収集もカギになります。現場とのコミュニケーションを工夫し、オンラインを活用した社内広報を進めていきましょう。

 

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