企画・ネタを探す

企画・ネタを探す

伝えたいテーマや想いに合わせた対談企画を組もう!

対談企画とは

社内報では社員全員に理解しておいてほしいテーマや伝えたい想いをわかりやすく伝えるため、対談という形をとることがあります。対談企画では1対1の自然な会話の中から深みのある話題や、語り手の想いなどを引き出すことができます。

 

インタビューだと緊張して、形式ばったりしてしまうため、フラットに話せる対談形式の方が語り手のよりリアルな声を拾うことができるでしょう。

 

また、対談者として著名人や有識者を登場させることができるため、話題性を生み出せることも対談企画の大きな特徴です。

 

このように対談企画は読者を惹きつけ、伝えたいメッセージをしっかりと伝える上で非常に効果的な企画と言えるでしょう。

対談企画も人選次第で多種多様に

対談企画を実施する際に一番重要となるのが人選です。対談といっても、どんなメッセージを伝えたいか、どんなテーマを扱うかによって、人選は大きく変わります。

 

例えば、社員×社員の対談では、他部署同士の社員に、自社について話してもらい、ボトムアップで意見を吸い上げて発信することができます。しかし社員×社員といっても、同期同士、若手同士、先輩×後輩、ベテラン×若手、のように社員の関係性が違えば、伝えるメッセージ性は変わってきます。

 

また、外部有識者を交えた対談も、近年は増加傾向にあります。外部からの目線で、会社について語ってもらうことで、単にトップメッセージのみで伝えるよりも、効果的に伝えることができます。

 

このように誰に話していただくかは、対談を通して伝えたいテーマや想いに合わせ、しっかりと検討していくことが大切です。

では、実際にどのような対談企画があるのでしょうか。ここからはいくつかの事例とともにご紹介します!

社員×社員の好事例

メーカーA社

 

経営統合を発表したA社では、1つの会社として経営を進めていく中で、これまでお互いが歩んできたことや働き方を共有し、社員同士の共通理解や今後の会社の未来をしっかりと話し合うことが求められていました。

 

このような状況下で、A社が社内報で始めたのが、部門での仕事内容や、新社となったA社の強み、これからの未来について、同じ部門の若手同士で語ってもらう対談企画です。時には会社の一大プロジェクトや、忘年会での様子を語ってもらい、各部門について知ることができる場としてこの対談企画を活用しています。

 

このように社員同士での対談企画の場合では、会社で働く中で日々感じていることや、現状、お互いの働き方などを共有することで、新たな気づきや発見につなげることができます。また自分たちが考える会社の強みを話し合うことで会社の魅力を再認識することもできます。

 

会社の状況に合わせて対談企画を活用することで、会社の一体感を高め、社員同士のコミュニケーションの場を生むことができるはずです!

社長×有識者の好事例

小売B社

 

B社は近年、売上高の低迷により会社の現状や未来に不安を抱く社員が多く、会社が復活を遂げるためには、社員のモチベーション向上や新たな事業への挑戦マインドを植え付けていくことが必要不可欠でした。

 

また新たな社長も就任したことから、心機一転、トップからのメッセージをしっかりと社員に伝えていくことも求められていました。

 

そこで目をつけたのが社内報の対談企画です。B社の社内報では年に1回、社長が社員に届けたい想いやテーマに合わせ、著名人や有識者をお呼びし、対談を通してトップからの発信を行っています。会社の現状を知り、企業のこれからに向けて挑戦する精神を伝えることで、社員の働く意識に変革を起こすことを目指しています。

 

このように、社長と有識者の対談では、社長が発信している社員に伝えたいメッセージやテーマを、更に深ぼって社員に伝えるのに効果的です。そのテーマについてご自身の経歴や経験談から語っていただけそうな有識者を選定することで対談の中で社員へ伝えたいメッセージをより具体化することができるのです。

座談会企画もおすすめ!

社長や社員の想いを伝えることができるのは対談企画だけではありません。座談会形式でのコミュニケーションも非常におすすめです。

 

1対1の対談では、登場する人物が限られていますが、座談会では様々な職場、職種、役職、年齢の人から話題を引き出すことができるので、気づきの幅が広がります。

 

また、こうした座談会に社長をお呼びし、複数名の社員と社長が、議論を交わすことで、ボトムアップで従業員側の声を経営側に伝えることができ、経営側も現場の状況を把握することができます。

 

対談、座談会どちらの方が伝えたいテーマや想いが読者に伝わるのかを考え、選択すると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?社内報の対談企画について、人選のポイントや、実際の事例を挙げて紹介しました。対談を通して何を、誰に、どのように、伝えたいのかを明確にすることで、誰と誰を対談させるのか、どんな内容で対談を進めてもらうのか、そのシナリオを描くことができるはずです。今回ご紹介した内容も参考にしながら、ぜひ対談企画を社内報に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

一覧に戻る

社内報担当者向け基礎講座

TOPへ戻る