社内報が単なる掲示板にならないように、それぞれの情報に編集部としての意図を込めていくことが重要です。各部署のニュースを掲載する定例コーナーであっても、読者に知ってほしいことは何か、その意図が伝わるように原稿を書きましょう。1冊を通して読んだ時、最も重要な情報が何か分からないのでは、読者が読後に行動を変えていくところまでの効果は得られないでしょう。
例えば、決算記事において、決算公告をそのまま掲載しているようなケースが見受けられます。しかし、人によっては既に知っていたり、他の社内広報媒体に載っていたりする情報を、そのまま掲載する必要はあるのでしょうか。掲載する情報を絞ったり、注記を加えたり、関連する部署の今後の抱負を掲載したりと、工夫の凝らし方は沢山あります。
企画の加工のしかたは、「情報と読者の関係」を知ることで決まります。決算記事を若手に向けて掲載するならば、用語の解説から入るべきかもしれません。経営方針が浸透できていない場合には、厳しい経済状況と絡めて今後の方針を伝えるために、特にポイントとなるコスト変革の指標を追加で盛り込むのも一つの手法です。その情報を読み手がどこまで知っていて、追加で知ってほしい情報は何か、その情報を知ることでどのような行動を促したいのか、考えてみましょう。
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